多摩地区で、永代供養墓などがある霊園建設が急速に進む

近年は高齢化社会が深刻になり、医療費や福祉の問題で様々な問題が出てきており、国や自治体も対策に追われています。特に、高齢者の介護などをする老人福祉施設などの不足が表面化しており、施設の整備が喫緊の課題となっていますが、他にも高齢化社会が引き起こしている重要な問題として、墓地不足が挙げられます。 各自治体では、墓地の申込み希望者に対して供給が追いついておらず、抽選式で申し込み希望者を決めている墓地が増加傾向です。 このため、都内では多摩地方などの、広大な敷地を確保できる場所で、新規の墓地建設が進んでいます。 そのような墓地不足の中で最近は、葬送のあり方についての変化が生まれてきており、墓地にも様々な形式のものが登場し、申込み希望者が自分が入りたいと思うスタイルの墓地を選ぶ事ができるなど、選択肢の幅が広がるといった、利点が生まれています。

寺院墓地よりも霊園が好まれている

墓地は大きく分けて、二つに分けることが出来ます。 まず、寺院墓地の経営主体は、そのお寺を管理する住職やその家族が管理運営しており、霊園墓地では民間管理業者や地方自治体が主体となり運営管理しているという違いがあるのが、大きな特徴といえるでしょう。 寺院墓地でお墓を持つ場合は、そのお寺の檀家となる必要があり、檀家同士で寄付などを行いお寺を皆で支えていくという仕組みで、お寺は成り立っています。 これに対して霊園は、あくまで運営主体である民間業者や自治体に対し、使用権利を買って墓地を利用するという仕組みになっているため、寺院墓地と比較して他の利用者や運営元とのつながりは希薄です。 しかし、現代社会では他人との関係性が希薄化傾向にありますので、お寺側との繋がりが重視される寺院墓地は、敬遠される傾向にあります。

納骨方法にも変化が生まれている

一般的に知られているお墓は、墓石をたてて各家ごとに納骨するスタイルが主流となってきましたが、このスタイルのお墓では必ず継承者が必要になります。一般墓での各家のお墓は、自分達で管理するというのが基本となり、これが代々、受け継がれていくのがこれまでのお墓のスタイルでした。 しかし、少子化の影響で継承者が確保できない家も増加傾向にあり、墓守不足によって長期間お墓が放置されてしまう問題が増加傾向です。 このような問題を解消する為に生まれた新しい納骨方法が、永代供養墓です。 永代供養墓は永代にわたり、管理を運営元に任せるという仕組みのお墓で、このお墓の登場により後継者がいない方や、子供たちに自分達のお墓の事で負担を負わせたくないと考える方たちに、好評となっています。 このような永代供養墓がある墓地は急速に普及が進んでおり、都内では多摩地方などの新規墓地に多く整備されています。
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